『コトラーの戦略的マーケティング』 フィリップ・コトラー
夏休みに読んだ本。
フィリップ・コトラーということで、心構えをしてから読み始めたのですが、そんな必要はありませんでした。世界の名だたる企業のコンサルティングをしているだけあって、実例が豊富で非常に分かりやすかったです。中でも印象に残ったのは、
たしかに、新たに女性を口説いて彼女という関係になるまでには、多大な努力が必要です。こまめに連絡取ったり、いきなり二人で遊びに行ったりはできないので仲間数人で楽しめるイベントを企画しなければならないし、いろいろとお金もかかります。また、初対面の女性は、褒めて持ち上げることが原則です。これに対して、一度彼女という関係になってしまえば、少しくらいの失言や手抜きデートも大目にみてくれます。
規則1:顧客はいつも正しい。
規則2:もし顧客が間違っているならば、規則1に戻ること
これもその通り。女性はいつも正しいです。彼女と喧嘩をして、もしこちらが正しかったとしても、“規則1”に戻って男のほうが謝らなければなりません。これが高い利益率をあげる秘訣なのでしょう。
まだあります。たしかに最大の顧客は、「○○買って!」とか「○○に連れて行って!」とか多くのサービスを要求してきます。投資利益率という観点で見ると、かなり低いかもしれません。これは、私の周りでも、いくつものケースが実証されています。
結局、マーケティングってわがままな女性(じゃない人もいます)の心をどうやって掴むかということとイコールな気がします。購買意欲や企業に対するイメージっていうのは、人間の心理による所が大きいですから。きっとビジネスの感覚に長けている人は、女性にもモテるという人が多いのではないかと思います。
最近読んだ本の中でもインパクトが大きく、大変学ぶことが多い良書でした。この本は、マーケティングの教科書として手元に置いておいて、たまに読み返してみようと思います。










